懐かしのTV通販商品と言ったら高枝切りばさみ その歴史と軌跡を紹介します
- 草場 webショップ店長

- 2019年7月11日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月16日
通販カタログやTV通販が大好きでこの会社に入った草場が、かつてのあんなアイテムやこんなアイテムを解説していくコラムです。
今回は第1回目なので、やはり弊社の代表的商品である「高枝ツール」の歴史について語っていきたいと思います。愛が強すぎるので長文になりますがお付き合いください。
【初期】TV通販に高枝切りばさみ登場
・1980年代初頭(株)総通の「日本直販テレビショップ」で放映され大ヒット、「通販といったら高枝切りばさみ」というイメージを植え付けた。初代はポールの先にハサミがついて高い所の細木剪定ができるシンプルなもの。
元祖はどこなのかよくわからないですが総通さんは(おそらく)OEMで燕市のメーカーに作らせていました。
【成長期】高枝切りばさみの多機能化
当初1.8mでしたが、1990年頃に3mまで伸びるようになりました。
(これは売れた通販商品によくある進化でビッグ化現象と言います。)


その後日本文化センターさんでキャッチ機能(果物などを切り落とさずに挟んだまま取れる機能)が登場
◀︎スプレーをつけられるタイプも登場しました (これは通販商材でよくあった多機能化という進化です)
この時、さらに3mから5mへのビッグ化を果たし、ついに腕で支えきれなくなってサブハンドルや肩ベルトがつくようになりました。

その後、太い枝も切りたい、との要望に応えてのこぎりアタッチメントも登場。 (通販ではこのように使い道が増えることを1台2役とか2WAYとか呼びます。仮にWAY(ワイ)化と呼びます。)

↑のこぎりとの2wayです。ムサシさんの商品で今は先端だけで売ってるみたい
よくわからないかもしれないけど、つまり、先端にのこぎりがついていますが、後ろのハサミでも切ることもできます。ハサミはロープで操作します。
このロープで操作するタイプが出てきたのも90年代だったと思います。さらにその後、ながーくなったポールを支えられるように、サブハンドル式の取っ手が付属についたりするようになります。
この頃からアルミ製の軽量化ボディが定番化しました。長くなった分、軽くする必要があったからです。
【黎明期】創業記念セット化して以後はアンビル刃に進化
ついてきてますか?みなさん。ここまで進化した高枝切り鋏はさすがに進化の方向性を見失ってしまいます。
90年代の後半では、日本文化センターさんで有名な「創業記念セット」売りされるまでになります。実質、安売り商品になってしまいます。
そこで満を持してアンビル刃登場します。(アルスの企業努力で開発されたと記憶しています)(2000年頃)
これがアンビル刃です。枝を支えて切りやすい下側のまな板形状が特徴です。
そして、刃の形状も力を加えやすいように変わりました。2段階調整とか、3段階調節できるものまで登場。こういう、ユーザビリティを追求した進化は企業努力系進化と言います。売れた商品が多機能になり、安価になり、セット売りで叩き売りされすぎた後に、改良を追求した結果このように真の技術的進化を遂げます。
他にも回転式、ダブルグリップ方式などの機能を備えて飛躍的に使いやすく進化していきます。

▲軽い力で切れるプッシュカット方式
【新時代】電動化の波が到来、さらに激安化の波も
その後訪れるのが、やはり電動化です。2010年頃だったと思います。初期の電動高枝切り鋏はこんな形でした

電動化は中国経済の発展がやはり要因としてでかいと思います。工場が増え始めたのが2000年代で、そこに日本企業が進出してフル稼働しだしたのが00年代後半なんでしょうね

当初はこういうマキタ形式のものも主流でありました。まだ小型ハイパワーのリチウムイオンバッテリーとかあんまりなかったもので。。。(高価だったし)コード式でベスト型のバッテリーかなんかついたのも初期の形で特徴的だったと記憶しています。
その後はハイパワー化して、もはや違う形状のものに進化していきます。そう、我らが高枝チェーンソー&のこぎりです!!
高枝チェーンソーがテレビ通販で出始めた2012年ごろは「高枝切り鋏って今、チェーンソーになってるの!?wwww」みたいに話題にされていたものです
今となっては高枝切り鋏が電動化したものの方が一般化されておりますね。いやー時代。時代を感じる。ちなみにヤードフォースの電動ハサミはこちらです!
ハンディでも使えて、高枝でも使える、WAY化です

おつきあいいただきありがとうございました。

コメント